突然やってくる
父と私たち夫婦の続きの話を書きます。
父は5月末の移植日に向けて着々と準備を進めてました。
さまざまな科で診断を受け
移植1週間前から始まる無菌室に隔離されて始まる治療開始まであと数日だという頃
突然やってきました。
ある日の仕事がある朝に担当の先生から電話です。
父の状態が急変してもしかしたら緊急でまた呼び出すかもしれません
と一報が入りました。
とりあえず朝の状態では落ち着いたという事で兄弟に拡散して、とりあえず仕事場へ行きました。
あの父ちゃんのことだからきっと大丈夫だと
そんな風に考えてましたが昼前に職場に連絡が入りました。
また急変したのでなるべくはやく来て下さい
と言われました。
すぐに旦那さんに連絡
職場自体がすぐに出られる状態ではなく、ヒヤヒヤしながらゴーサインをまち昼過ぎころに家に帰りました
こんなときに限って普段すぐに連絡に気がつく旦那さんが全く気づかずとてもヒヤヒヤしたのを覚えています。
なんとか14:0前には病院に着きましたが担当医の先生はお父ちゃんへ対応中、ぞろぞろきょうだいが集まりドキドキしながら待ちました。
結果、なんとか持ちこたえてくれた父ちゃん。この時、本当に良かった〜〜!!
と一安心しました。
色々調べて下さいましたが、急変の原因は不明。
胃の中がボコボコに腫れ上がった写真を見ました。色々な面で調べて下さいましたが、このことがキッカケで移植するのはリスクが高すぎるとの判断で薬療法でやっていくことが決まりました。
複雑な思いはありましたが、父ちゃんが納得してる(せざるを得ない状況だったと思いますが)のと、前向きに向き合うって言っていたので私たちも治療法に納得して支えあっていくことにしました!
このときは本当に父ちゃんが死ぬと思いました
顔周りはむくれて、ろれつが回らない状態で
意識もしっかりしてるとは言えませんでした。
それに、肺にカビが入り込んでしまってそれも厄介なものらしくドキドキでした。
薬でよくなりましたが。
この時のこと、
のちのちよく覚えてないと父は言います
月日を重ねるごとに
あのとき起きた急変が嘘かのようにみるみる元気になってきてます。
髪の毛がまた生えてきて、トイレに1人で行けるようになり、食欲が増え、体重も、声量も増えてきました。
一度なった父ちゃんの病気は発症率が高く、いつまた急変するか分からないところが恐いところです。
ですが、前向きで体力つけようと歩くことを心掛けて毎日積み重ねてる、また仕事復帰すると目標立ててイキイキしてる父ちゃんにチカラをもらってばかりです。
急な病気にかかってしまっても気持ちが負けないことってとても大事だと見て学びました。
回復して狭山に帰ってきた父ちゃん。
仕事復帰のために所沢に住みたい
と相談がはいりました。
去年の夏に買うと決め、10月後半辺りからようやく住み始めた中古の一軒家。
一年も住んでません。
ただ、父のことも優先していきたいと悩んだ末に所沢に引っ越すことを決めました。
引越ししてきたと思ったら今度はみんなで引越しでこの頃は落ち着きがありませんでした。
決まったら即行動で、すぐに引越し場所が決まり所沢生活スタートです(^^)!
読んで頂きありがとうございます!
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