父の病気と新しい生活の始まり方
私の両親は熟年離婚し父は一人暮らししてました。
日頃からお酒とタバコを吸う人でしたがそのためよく歩くことを心掛けてました
お酒は毎日、少なくとも3杯以上はビールにウーロンハイにハイボールに、、、呑んでいたことと思います。
2〜3ヶ月に一度お昼を食べに行っていましたが必ずハイボール、又は瓶ビールを注文
そして必ずおかわりをしてました。
タバコは一箱くらいか、あんまり吸い過ぎる印象はありませんでしたが、食事後は必ずでした
健診は会社で年に一度行っていて
自主的に3〜4ヶ月に一度採血検査もしていたみたいです。
自分の好きなライフスタイルを崩したくないと言わんばかりに
健康のためにと
毎日のように片道40分かけて会社に行き、休みの日も散歩を欠かさずにしていました。
体重は毎日計り、いつも目標値と今このくらいだと自慢のように会うたびに話すような父です。
そんな父が白血病にかかりもう1年と3ヶ月が経ちました。
発症した頃は
とてもいきなりのことすぎました。
緊急入院だったので何も用意がなく
洋服やら日用品など休みの日と有給を使いながらできることをやりました。
父は長期入院と短期退院の繰り返しの日々を送ることになりました。
辛い抗がん剤治療により私たちが来るときは常に明るくよく話したりしていましたが、
だんだんと声量が弱まっていく姿
食欲があると自慢していても
少しずつ細くなっていく姿
本人が1番辛いことは分かっていても
本当に見ていても辛かったです。
夏に入院が始まり
初めての退院時一人暮らしの部屋で過ごしてたお父さん。
様子を見に兄が行くと熱が出てしまっていて
すぐに再入院になりました。
のちに話を聞くと、
新しいソファを買いたくて友達と見に行ってご飯を食べにいき家に帰ったと。
1ヶ月前なら、元気な頃ならどうってことない1日ですが、体がついて行けず入院して体力も免疫力も減ってしまったということなのかとおもいました。
こんなこと容易くできるのに
きっと父ちゃんはそう思ってたと思います。
冬に近づいたある日
緊急入院じの体重より10キロ減ってしまったと、力ない声で私に言いました。
元気な時と比べものにならないような別人。
髪の毛もこの時になって抜け落ち始めて別人に見えました。
1人で暮らせるような身体ではない
1人で暮らしてる家に帰って1人で居させたら何かあった時何も出来ない
それは嫌だという思いがとても大きくなりました。
病気がわかってすぐ旦那さんから一緒に住もうと言ってくれてましたが父も私たちに遠慮してるのか1人が良いのか断ってばかりいました
ですが、私がしつこく伝え
私達夫婦を主に支えていく方針で
私達夫婦と父との3人暮らしがスタートしました。
本当に
気をつけていても、病気はいきなりやってくるし
いつ来るかわからない
でも、病気になってもなってなくてもやっぱり気をつけることってとても大切だなと思います。
これもトレーナーの道にいこうと思うきっかけの話しになりますが
私は職業柄、日頃の仕事場でもさまざまな年代の方々の悩み相談をしていました。
生活習慣病の方がほとんどで食事や運動を気をつけてもなかなか変わらないと言う方が多くいました。
一人一人生活スタイルが違うし
起きる時間帯食べる時間帯過ごし方寝る時間の長さなど一人一人さまざまで
ある程度のマニュアル通りにサポートしてても当てはまらない人だって多くいます。
モチベーションも一人一人で違う
型に当てはめてるサポートでうまくいかない方がたに対してうまく自分の思う成果に繋がらないのはもったいない事だし
一人一人に合うやり方ってあるはずだと思って
そんなことが出来たら良いなーと思ってます。
トレーナーになりたい
と一言で言ってもどうしてなりたいか
という理由は一人一人によってきっかけって違います。
私の旦那さんもトレーナーになりました。
私のきっかけのストーリーにプラスでまた違う思い入れがありトレーナーになりました。
読んでくださりありがとうございます😊
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